年収だけでは決められないプロスポーツ選手の価値
スポーツ選手というのは、お金持ちである印象があります。しかし、すべてのスポーツ選手がお金持ちであるわけではありません。まず、人気のあるスポーツと人気のないスポーツでは年収が全然違います。人気があれば観戦に来る人も多いので、選手の年収も全体的に高くなります。しかし、観戦に来る人が少ないスポーツは、チケットが売れないわけですから選手の年収も低いのです。ただ、年収が低いから悪いというわけではありません。選手は、そのスポーツが好きだからやっているのです。お金のためだけにやっているという人は、むしろ少ないのではないでしょうか。プロスポーツ選手でも、他に仕事をやりながらやっているという人がたくさんいます。そのスポーツをすることによって、人生が充実しているのだと思います。好きなことをやって、たとえ少しでもお金がもらえるなら素晴らしいことです。他に仕事をやりながらだと大変ではありますが、他の仕事を経験できるというメリットもあります。たとえ、そのスポーツをやめることになったとしても、他の仕事で生活できるのなら心強いです。思う存分、そのスポーツに打ち込めるのではないでしょうか。人生の質というのは年収の多寡では決まりません。ですから、プロスポーツ選手の価値は年収が多いか少ないかではないのです。